この記事では厨房換気量の計算方法をフード係数・燃料種別・計算式・例題をもとにわかりやすく解説します。確認申請・設計図書に添付できる計算書の書き方も紹介します。

厨房換気量の計算式

厨房の必要換気量はフード係数と理論廃ガス量を使って以下の式で求めます。

Q(m³/h) = k × Vt × ΣN
記号意味単位
Q必要換気量m³/h
kフード係数(I型:30、II型:20)
Vt理論廃ガス量m³/kW·h
ΣN厨房機器のガス消費量合計kW

フード係数とは

フード種類形状係数 k使用例
I型フード壁付き・片側オープン30壁際のコンロ・フライヤー
II型フード島型・四方オープン20中央設置の調理台
💡 ポイント:確認申請では係数の根拠を示す必要があります。迷った場合は安全側のk=30を使用します。

理論廃ガス量(燃料別)

燃料種類理論廃ガス量 Vt単位
都市ガス(13A)0.93m³/kW·h
LPG(プロパン)0.93m³/kW·h
灯油12.1m³/kg

計算例:レストランの厨房(都市ガス・I型フード)

機器名消費量(kW)
ガスレンジ(4口)20.0
フライヤー12.0
グリドル8.0
合計 ΣN40.0 kW
Q = 30 × 0.93 × 40 = 1,116 m³/h
⚠️ 注意:算出した換気量は必要換気量の最小値です。実際の設計では給気経路・排気ファンの静圧特性も考慮して機器を選定してください。

まとめ

ポイント内容
計算式Q = k × Vt × ΣN
フード係数I型=30、II型=20
理論廃ガス量都市ガス・LPG=0.93、灯油=12.1
注意点全機器の同時稼働を想定して計算する
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繊細な設備屋けー君
設備施工管理として10年働いております。 図面作成他何かお手伝いできる事がございましたらご連絡お願いいたします 資格・・1級管工事施工管理技士、甲種Ⅰ類消防設備士、電気工事士です どうかぜひとも読んでいって下されば幸いです