この記事では給湯器の号数の意味と必要号数の計算方法を解説します。シャワー・浴槽・台所など同時使用器具から必要号数を求める手順を例題付きで説明します。

給湯器の「号数」とは

1号 = 水温を25℃上昇させた湯を1L/min供給できる能力のことです。16号なら16L/minを25℃上昇させられます。水温が低い冬期は同じ号数でも供給できる湯量が減るため、冬期条件での選定が重要です。

必要号数 = 同時最大流量(L/min) × ΔT ÷ 25
記号意味備考
ΔT給湯温度 − 給水温度夏期約25℃、冬期約35〜40℃
25号数の基準温度差固定値

器具別の標準流量

使用器具標準流量(L/min)備考
シャワー8〜101人あたり
浴槽(湯張り)10〜15湯張り時間による
台所(キッチン)4〜6一般家庭
洗面・手洗い3〜5一般家庭
業務用食洗機10〜20機種による

推奨選定号数の一覧

号数想定用途
16号シャワー1台のみ(単身・小家族)
20号シャワー+台所(2〜3人家族)
24号シャワー+浴槽+台所(3〜4人家族)
28号シャワー2台+浴槽(4〜5人家族)
32号以上大家族・業務用

計算例

例題:4人家族の住宅(冬期条件)

使用器具同時使用数流量(L/min)合計(L/min)
シャワー1台88
浴槽1台1010
台所1台55
合計23 L/min

冬期:給水5℃、給湯60℃ → ΔT = 55℃

必要号数 = 23 × 55 ÷ 25 = 50.6号 → 推奨:50号
💡 ポイント:計算値を上回る標準ラインナップの中から最小の号数を選定します。16・20・24・28・32・40・50号が一般的なラインナップです。

まとめ

ポイント内容
号数の意味1号 = 25℃上昇の湯を1L/min供給
計算式必要号数 = 同時流量 × ΔT ÷ 25
冬期条件ΔT大きくなるため号数が増える
選定計算値以上の標準ラインナップを選ぶ
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繊細な設備屋けー君
設備施工管理として10年働いております。 図面作成他何かお手伝いできる事がございましたらご連絡お願いいたします 資格・・1級管工事施工管理技士、甲種Ⅰ類消防設備士、電気工事士です どうかぜひとも読んでいって下されば幸いです