設備についての話

ダクト平米数の求め方を解説

角ダクトがイメージしやすいように写真を表示しています

角ダクトと丸ダクトの面積の求め方を解説

角ダクトと丸ダクトの面積の求め方を解説します

積算や見積もりにおいて丸ダクトは本数で見積もりできますが、角ダクトは長方形や正方形の形をしておりますのでm2(平米)で見積もりを行います。

m2数の求め方を例題を元に解説していきますので参考いただければと思います

角ダクトのm2(平米数)の求め方

例題

縦0.5m×横0.5m、長さ10mの角ダクトのm2(平米数)を求める

(500㎜+500㎜)×2=2

2×10=20

答え 20m2

下に例題となるダクト図を記載してみました

角ダクトの例題計算の図

チャンバーボックスの㎡(平米数)の出し方

例題

縦1.5m、横1.5m、奥行き2mのチャンバーボックスのm2を求める

(縦×横)1.5m×1.5m=2.25m2

2.25m2×2(面)=4.5m2

(縦×奥行き)1.5m2×2m2=3m2

3m2×2(面)=6m2

(横×奥行き)1.5m2×2m2=3m2

3m2×2(面)=6m2

4.5m2+6m2+6m2=16.5m2

答え 16.5m2

チャンバーボックスも例題の図を記しています

チャンバーボックスの例題計算の図

丸ダクトのm2(平米数)の出し方

例題

直径100φ、100mのスパイラルダクトの平米数を求める

直径×円周率(3.14)

0.1×3.124=0.312

円周×長さ

0.312×100=31.2m2

答え 31.2m2

スパイラルダクトに関しては通常はmで見積もり、積算しますので参考程度にして頂けたらと思います

ABOUT ME
繊細な設備屋けー君
子ども3人の子育てをしながら、建設業界の設備屋として約10年働いています。 日々精神的に追い詰められながら奮闘しています。 建設業界には絶対マッチしない繊細な気質でありながらも自身を変えていく過程や施工管理として働いて体験した内容をブログにて示したいと思います。 子育ての奮闘記もブログに記していきたいです。 私には目標がありその目標を達成したいと思います。 資格・・1級管工事施工管理技士、甲種Ⅰ類消防設備士、電気工事士です どうかぜひとも読んでいって下されば幸いです