仕事(設備屋の話)

フードの大きさからファンの排気量を求める計算式

厨房などのフードの大きさから排気量を求める方法を計算を用いて解説します

厨房フードの大きさから排気量を求める計算式を例題を用いて解説します

フードの大きさから排気量を求める計算式は以下になります

フードの大きさから面風速を求める計算式

Q=A×v×3600

Q=排気量

A=フード面積

v=面風速(0.3)

計算例

(引用元 ホーコスHPより)

例題

フードの大きさがL=1.2m×W=0.8mの時の排気量を求めよ。開口面風速は0.3mとする

Q=1.2×0.8×0.3×3600=1040(m3/h)

答え 1040m3/hの排気能力のファンが必要である

この時静圧は200Pa時に1040(m3/h)のファンを選定しましょう

グリスフィルターに油などが付着するため抵抗値200paを見ておけば基準となる排気量は確保できます

(三菱カタログから引用)

カタログから選定するとBSF150SXAとなります

今回はフードの大きさからの排気量の求め方を紹介しました。

ガス排気量から求める必要換気量計算もあるので次回紹介したいと思います

ABOUT ME
繊細な設備屋けー君
子ども3人の子育てをしながら、建設業界の設備屋として約10年働いています。 日々精神的に追い詰められながら奮闘しています。 建設業界には絶対マッチしない繊細な気質でありながらも自身を変えていく過程や施工管理として働いて体験した内容をブログにて示したいと思います。 子育ての奮闘記もブログに記していきたいです。 私には目標がありその目標を達成したいと思います。 資格・・1級管工事施工管理技士、甲種Ⅰ類消防設備士、電気工事士です どうかぜひとも読んでいって下されば幸いです