仕事(設備屋の話)

キロパスカル単位(Kpa)からメートル単位(m)での表し方を解説

圧力(Kpa)をメートル(m)に表した際の見方を解説します

設備屋として働いていると水圧テストや気密テストなど配管の漏れ確認を日常的に行います

圧力単位にはメガパスカル(Mpa),キロパスカル(Kpa)などの単位があります。

単位だけだと一体どのくらいの圧力なのかわかりにくいと思いますが、メートル(M)単位で表すとわかりやすいと思うので解説します。

メートル換算に直すと圧力の強さをイメージできると思います。

↑上記の本を参照しました。漫画になっていてとてもわかりやすいです

キロパスカルからのメートルに換算した際の表

単位呼び方キロパスカル換算メートル換算計算方法
1Mpaメガパスカル1000Kpa100m0.1×1000=100m
0.1Mpaメガパスカル100Kpa10m0.1×100=10m
0.01Mpaメガパスカル10Kpa1m0.1×10=1m

給水配管や消火配管などは1Mpa以上で水圧テストを行う場合が多いです。

1Mpaになるとメートル換算としては100m以上になります。

100m押せる圧力を配管内にかけているということが理解できます。

浴槽のシャワー圧力は30kpaなので3mの水頭圧が必要です。

シャワーで3mの水頭圧なので、100mの高さまで上げられる圧力を配管内にかけていくという事はかなり強い力でテストをしています。メートル(m)単位で見ると圧力がイメージしやすくなります。

通常圧力計は1Mpaのものまでが多いですが消火ポンプなど大型機器になると1Mpa以上のゲージを使用することが多いですね。

ABOUT ME
繊細な設備屋けー君
子ども3人の子育てをしながら、建設業界の設備屋として約10年働いています。 日々精神的に追い詰められながら奮闘しています。 建設業界には絶対マッチしない繊細な気質でありながらも自身を変えていく過程や施工管理として働いて体験した内容をブログにて示したいと思います。 子育ての奮闘記もブログに記していきたいです。 私には目標がありその目標を達成したいと思います。 資格・・1級管工事施工管理技士、甲種Ⅰ類消防設備士、電気工事士です どうかぜひとも読んでいって下されば幸いです