その他の話

施工管理としていかに職人に頼るか

優秀な職人の特徴

今回優秀な職人の特徴を書いてみます

施工管理として職人の方々と日々働いていますが、優秀な職人には以下の特徴があります。

優秀な職人の特徴
  1. 人の話(施工管理者や施主)をよく聞く。
  2. 事前準備を怠らない。

たった2点?!と思われるかもしれませんがたった2点です。

①優秀な職人は人の話や要望、思いを汲んでくれる

腕の良い優秀な職人は施工管理者や施主の話や要望をよく聞いてくれます

ダクト工事で定期的にお仕事を頂く施設様との実際に行われるやりとりです

施主

ここまでしか配管スペースがないのでだがきちんと収まるだろうか?

私の信頼する職人

曲がりや継ぎ手の角度を変えてやります。

例えば前にスペースを出せないのであれば横に配管を逃して施工しても問題ないでしょうか?

施主

横のスペースなら問題ないです。

お願いします

代替え案を出してくれたりさまざまなパターンを提案してくれます。何より「できない思考法」ではなく「できる思考法」で物事を話してくれる方は心強いです。

お客や施工管理の意図や要望を汲んで施工について話をよく聞いてくれる職人は私の経験上腕も非常に良いです

野球の野村監督の「人間性無くして技術の成長なし」との名言を体現してくれていますね。

②事前準備が非常に良い。

施工管理者は材料等を含めて職人にお仕事をお願いする事も多いです。

職人の中には材料の数量の拾いと発注がうまくできておらずこれから仕事を進めていく際に「材料が足らない」などの自体が発生します。

「改修工事で作業日程がその日しかできない」などの場合は作業が完了できずにお客さんからお叱りを受けてしまう事もあります。

ですが、優秀な職人は作業日時や作業時間を指定されている場合は必ず完了させてくれます。施工管理者として作業の完了計算が立てられる職人がめちゃくちゃ貴重ですね。

当たり前のことを当たり前にできるためには、実は想像力や配慮する力が必要です

ゴイゴイ気質の職人よりは調和しながら作業する職人の方が仕事が丁寧で人間関係も良好に進められますね

そんな職人さんは離したくはないため単価を上げても仕事をお願いする価値があるのではないでしょうか。

ABOUT ME
繊細な設備屋けー君
子ども3人の子育てをしながら、建設業界の設備屋として約10年働いています。 日々精神的に追い詰められながら奮闘しています。 建設業界には絶対マッチしない繊細な気質でありながらも自身を変えていく過程や施工管理として働いて体験した内容をブログにて示したいと思います。 子育ての奮闘記もブログに記していきたいです。 私には目標がありその目標を達成したいと思います。 資格・・1級管工事施工管理技士、甲種Ⅰ類消防設備士、電気工事士です どうかぜひとも読んでいって下されば幸いです
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