仕事(設備屋の話)

建設業でも自分に合った場所で働ける

設備屋は施工管理だけが仕事ではない

最近ふと思うのです。

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設備屋は施工管理だけではないな。

いろんな職種があるから自分に合った場所で働く事もできるな。

私自身これまで施工管理しかしていないのですが、施工管理職は非常にバイタリティーが必要です

建設業全体で人手が足りていません。

特に施工管理職は人手が足りていないため需要が高いです。

ですが裏を返せばそれだけ人から嫌がられる仕事なんだと思います。体力がいる。大多数の感性を持った人間には続かない仕事だと思います。

異常な仕事です・・笑

求人を見ると施工管理募集が大半を占めているように思いますが他の職種も多数あります。

自分に合った場所で働く事はとても大切です

職人

配管設備を実際に作っていきます。

実は若い人にも物作りが好きな人が多いのではないかという私の勝手な推測です。

実際に自分が携わった仕事が形になっていくのが面白いという職人さんも多数います。

衛生設備、空調設備、換気設備、消火設備、自動制御設備など設備屋の工種は様々ですので自分に向いていると思う工種で働いていくのが良いと思います

昔ながらの気難しい職人気質な方と一緒に仕事をする事が人によっては苦手だという人もいて人間関係に悩んで離職していく若手が一定数いるのが残念です。

ですが10年すれば一通り自分で現場を回せるので面白みがあると思いますし技術をつければ食いっぱぐれがないと思います。

若い方が職人として会社に入社してくれたら非常に嬉しく感じます

設計・積算

設計図作成や仕事を受注するための金額を算出する仕事です。

設計図も設備の仕組みをきちんと理解できていないとできないと作成できません。

エアコンの能力を算定するにも、部屋の大きさだけではなく窓からの熱負荷など細かな数値や計算根拠が必要になってきます。

積算も設備の配管や機器を単価を細かく調べて作業工費も合わせた「複合単価」と言われる見積もりを作成できるまでは一定の経験が必要です。

莫大な材料の種類も適宜記入していく必要があり項目が漏れていれば見積もり忘れとなり場合によっては赤字になるため非常に重要な職種です

高すぎる金額や安すぎる金額ではなく、適正価格での見積もりを作成する必要がありテクニックが必要です。

設計をするにも、積算をするにも現場の知識が重要になってきます。

施工管理職からキャリアチェンジをする場合有利だと思います。

ただ非常に経験も大切になってきます。

経理・事務

建設業の経理は特殊です。

個人が建設業経理士と呼ばれる資格を取得すれば、公共工事での入札の際に会社としての評価点が高くなります

また建設業界においても転職がしやすくなります。

建設業経理士2級は日商簿記3級と同レベルくらいだと言われています。

数字を扱うのが好きな人はチャレンジしてみても良いかもしれません。

まとめ

建設業自体とてもバイタリティーがいる仕事ですが、施工管理は特にハードです

ですが施工管理職だけではなく、建設業にはさまざまな職種があるので施工管理に向いていないと感じる方でも「職人」「設計・積算」「経理・事務」などのどれかに合うのではないかと思います

自分が合った場所で働く事は非常に重要ですね。

ABOUT ME
繊細な設備屋けー君
子ども3人の子育てをしながら、建設業界の設備屋として約10年働いています。 日々精神的に追い詰められながら奮闘しています。 建設業界には絶対マッチしない繊細な気質でありながらも自身を変えていく過程や施工管理として働いて体験した内容をブログにて示したいと思います。 子育ての奮闘記もブログに記していきたいです。 私には目標がありその目標を達成したいと思います。 資格・・1級管工事施工管理技士、甲種Ⅰ類消防設備士、電気工事士です どうかぜひとも読んでいって下されば幸いです