その他の話

建設業において若手が小さな成功を積み重ねる事の大切さ

施工管理として成長するには一つ一つやり遂げる経験を積み重ねること

設備施工管理の仕事はものすごく多岐にわたります

  1. 建築元請との調整
  2. 設計事務所との調整
  3. お施主様との調整
  4. 職人への施工に関する指示
  5. 図面の作成
  6. 消防機関や水道局・下水道局への申請関係手続き
  7. 工程管理
  8. 品質管理
  9. 安全管理
  10. 原価管理

ざっと思いつくものでもこれだけすぐに思いつきます

そして元請としての業務を下請け業者に任せきりにする建築元請だとすまじい労力を強いられます。これは辛いものがあります

ですが現場数を数多くこなしてきたベテランであれば、次にするべきことを把握しているため業務を安定的にこなしていけるでしょう。

現場を全く知らない新入社員が小規模な現場を自分でこなせるようになるには最低でも5年は必要

新入社員や若手だとやはり経験値が圧倒的に少ないです

私も設備屋の経験だと8年から9年ほどしか経過しておらずいまだに現場でも焦ることが多々あります

繊細な設備屋けー君

毎回精神を削りながら業務に励んでいます

なかなか楽に仕事をこなせるようにはなりません

次にするべきことやトラブルへの対処方がわからない若手にとっては非常にハードな仕事だと思います。

私の経験上最低でも5年くらいして小物件を一人でこなしていけるようになるイメージです

5年の月日は長いと感じますね。

経験を積み重ねるとある程度トラブルにも対処できます。

ですが経験を積み重ねる前に離職してしまう人間が多い事が建設業の大きな問題点です

結果的に若手が育たず技術者が人出不足なのです

本当に小さな仕事でも一人でこなせば大きな自信になる

若い人が辞めていくのは非常に会社としても苦しいものがあります。

個人的若手が辞めていく原因は、元請と職人に挟まれて調整していく人間関係に嫌気がさして辞めていくような気がします

繊細な設備屋けー君

建設業でオラオラ系の人間に対しての対人折衝は非常にストレスになります

どんな小さな仕事でも一人で考えて一人でこなしていく経験を積み上げていくことが若手が施工管理を続けていくモチベーションになるのではないかと思います

失敗しても周りがフォローして自分に考えさせる。自分で考え解決策を見つけさせる。

相談しやすい環境を周りが作っていく事が大切なのだと思います。決して一人にさせてはいけません。甘えさせることも必要だと思います。

どの仕事でも同じことが言えますが、施工管理の仕事も環境が大事です。

良き同僚、先輩、上司、協力してくれる職人に囲まれていれば小規模案件であれば一人でこなすこともできるはずです。何事も小さな成功を積み重ねる事が大切です

そのような助けになりたいと感じております

ABOUT ME
繊細な設備屋けー君
子ども3人の子育てをしながら、建設業界の設備屋として約10年働いています。 日々精神的に追い詰められながら奮闘しています。 建設業界には絶対マッチしない繊細な気質でありながらも自身を変えていく過程や施工管理として働いて体験した内容をブログにて示したいと思います。 子育ての奮闘記もブログに記していきたいです。 私には目標がありその目標を達成したいと思います。 資格・・1級管工事施工管理技士、甲種Ⅰ類消防設備士、電気工事士です どうかぜひとも読んでいって下されば幸いです